住宅を安心して売却するために


インスペクションとは

インスペクション(inspection)は「検査」の意味であり、ホームインスペクションは「建物状況調査」とも言えます。

 

住宅の基礎や外壁のひび割れ、雨漏りなど構造上の安全性や劣化・性能低下の有無について、目視や計測等による調査をします。

 

このホームインスペクションは第三者検査機関の「既存住宅状況調査技術者の資格者」である建築士が行います。

 


売主様の事前インスペクション

ホームインスペクションを行うか否かは売主様の任意です。

 

行うとすれば、早いタイミングのほうがよろしいでしょう。

ご購入を検討されようとしているお客様にも説明できます。

 

検査報告書をもとに、売主様は買主様に対して建物の現状を知ってもらうことができますので、トラブルを無くしてスムーズなご契約につながります。 

 

特に買主様の立場からすると、中古住宅を購入する場合は住宅の劣化具合や欠陥の有無が気になります。

購入前に住宅の状態を知ることで補修する箇所の必要性や費用もわかります。

 

検査に合格すれば、買主様は「既存住宅かし保険」※の加入も可能となりますので、もしこの保険の対象となる瑕疵が見つかった場合には補修費用が保険金として支払われるため、買主様には購入後の安心感があります。

  ※ただし、「既存住宅かし保険」は昭和56年6月1日以降の耐震基準等に適合しているなどの一定要件を満たす既存住宅が対象となります。

 

 また、売主にとっても、売却後に見つかった瑕疵への対応を買主様の保険で賄えることはメリットとなるため、売主様、買主様の双方にとってメリットがあります。


事前ホームインスペクションの費用負担につきましては、基本的には売主様のご負担となります。

費用詳細につきましては、媒介契約時にご相談させて頂きます。